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すずなりブロッコリーとは、茎ブロッコリーの一種で、主茎の頂花蕾(ていからい)が収穫できたあと、脇から次々と花蕾が出てくるブロッコリーです。
すずなりブロッコリーって何?
スティックセニョールとの違い
スティックセニョールも茎ブロッコリーの一種ですが、すずなりブロッコリーと比べると、茎が長く、花蕾が小さいのが特徴です。また、すずなりブロッコリーは収穫時期が長いのに対し、スティックセニョールは収穫時期が短いのが特徴です。
植え付け時期はいつ?
すずなりブロッコリーは、秋植えと春植えの2種類があります。秋植えは8月~10月、春植えは2月~4月が適期です。
種まき時期はいつ?
すずなりブロッコリーは、秋植えの場合は6月~7月、春植えの場合は12月~1月が適期です。
すずなりブロッコリーの栽培方法
花壇でできない
すずなりブロッコリーは、脇から次々と花蕾が出てくるため、花蕾が広がるように十分なスペースが必要です。そのため、花壇で栽培するのは難しいです。
秋植え
秋植えの場合は、苗を植える前に、土に腐葉土や堆肥を混ぜ込んで、土をよく耕しておきましょう。植え付けは、午前中か夕方に行い、根鉢を崩さないように植え付けます。植え付け後は、たっぷりと水を与えましょう。
収穫は、主茎の頂花蕾が直径10cm~15cmになったら行います。収穫後は、脇から次々と花蕾が出てくるので、収穫を繰り返すことができます。
食べ方
すずなりブロッコリーは、生食、炒め物、煮物、スープなど、さまざまな料理に使うことができます。特に、生食は、甘みとシャキシャキとした食感が楽しめます。
育て方 プランター
プランターで栽培する場合は、幅60cm×奥行き40cm×高さ30cm以上のプランターを使うとよいでしょう。土は、市販の野菜用培養土を使うとよいです。植え付けは、秋植えの場合は8月~10月、春植えの場合は2月~4月に行います。
水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと与えましょう。肥料は、植え付け時に緩効性肥料を施しておき、その後は、生育期間中、2週間に1回程度、液体肥料を与えます。
虫
すずなりブロッコリーは、アオムシやアブラムシなどの被害を受けやすいです。アオムシは、葉を食害します。見つけ次第、捕殺するか、殺虫剤を散布しましょう。アブラムシは、葉や茎に寄生して、汁を吸い取ります。見つけ次第、水で洗い流すか、殺虫剤を散布しましょう。
まとめ
すずなりブロッコリーは、長期間収穫できるおいしいブロッコリーです。秋植えの場合は、8月~10月に苗を植え付けます。プランターで栽培する場合は、幅60cm×奥行き40cm×高さ30cm以上のプランターを使うとよいでしょう。アオムシやアブラムシなどの被害に注意して、おいしいすずなりブロッコリーを収穫しましょう。