家の中で見かける小型の茶色いクモ、「マダラヒメグモ」。実は、家屋に潜む益虫として知られており、害虫となるアリなどを捕食してくれる存在です。しかし、その巣が張られると見た目が悪いと感じる人もいるかもしれません。
この記事では、そんなマダラヒメグモの生態や駆除方法、そして刺された時の対処法を詳しく解説します。家の中でマダラヒメグモを見かけたことがある、もっと詳しく知りたいという方は、ぜひ最後までご覧ください。
マダラヒメグモ:身近な家屋に潜む小型クモの生態と駆除方法
マダラヒメグモとは
マダラヒメグモは、ヒメグモ科に属するクモの一種で、世界各地に広く分布しています。日本でも、本州、四国、九州で見ることができます。体長は雌が5~6mm、雄が3~4mmと小型で、腹部背面に左右対称の暗色の鋸歯状模様と、中央に数個の明色の菱形または三角形の模様があるのが特徴です。脚は細長く、黄色をしています。
マダラヒメグモは、屋内外の薄暗い場所で不規則な形の巣を作って生息します。特に、家屋や建物の周辺で見られることが多いです。巣は糸が絡み合ったような形状で、白またはクリーム色をしています。粘着性の高い部分とそうでない部分があり、粘着性の高い部分は獲物を捕らえるために、そうでない部分は巣の構造を維持するために使用されます。
マダラヒメグモは毒を持っていますが、人間に対して致死的な毒ではありません。しかし、刺されると痛みや腫れ、かゆみなどの症状が現れることがあります。
マダラヒメグモは、主にアリなどの小型の昆虫を捕食します。夜行性で、夜になると巣から出て獲物を探しに行きます。獲物が巣に掛かると、素早く飛び出して捕らえます。
マダラヒメグモは、益虫として知られています。家屋内に生息し、害虫となるアリなどの昆虫を捕食してくれるためです。しかし、巣が張られると見た目が悪いと感じる人もいるかもしれません。マダラヒメグモを見かけたら、殺虫剤で駆除するのではなく、ほうきなどでそっと払い除けてあげましょう。
マダラヒメグモの生態
- 体長:雌5~6mm、雄3~4mm
- 生息場所:屋内外の薄暗い場所(家屋や建物の周辺など)
- 巣:不規則な形、白またはクリーム色、粘着性の高い部分とそうでない部分がある
- 毒:人間に対して致死的な毒ではないが、刺されると痛みや腫れ、かゆみなどの症状が現れることがある
- 食性:主にアリなどの小型の昆虫
- 活動時間:夜行性
マダラヒメグモと人間
- 益虫:家屋内に生息し、害虫となるアリなどの昆虫を捕食する
- 害虫:巣が張られると見た目が悪い
マダラヒメグモの駆除方法
- 殺虫剤を使用するのではなく、ほうきなどでそっと払い除ける
マダラヒメグモはどこに生息しているの?
マダラヒメグモは、家の中に潜んでいることが多いクモです。特に、薄暗い場所を好んでいて、こんなところに隠れていることが多いんだ。
- 軒下:雨よけのために暗い場所が多いので、マダラヒメグモが巣を張りやすい場所です。
- 物陰:家具の裏側や段ボール箱の影など、人があまり見ない場所は、マダラヒメグモにとって隠れ家になります。
- 換気扇周り:換気扇の風に乗って虫がやってくるので、マダラヒメグモにとっておいしい獲物場になります。
- 床下:暗い場所なので、マダラヒメグモが巣を張りやすい場所です。
- クローゼット:洋服の影などに巣を張ることがあります。
- 靴箱:靴の影などに巣を張ることがあります。
もし家の中でマダラヒメグモを見かけたら、掃除機で吸い取るなどして駆除しましょう。ただし、巣を壊さないように注意する必要があります。また、殺虫剤を使う場合は、換気を十分に行い、マスクや手袋を着用するなど、安全対策を徹底してください。
マダラヒメグモは毒性があるの?
マダラヒメグモは、毒を持っていますが、人間に対して致死的な毒ではありません。しかし、刺されると痛みや腫れ、かゆみなどの症状が現れることがあります。
具体的には、刺された箇所が赤く腫れ、数時間から数日間ほど痛みや痒みを感じるようになります。場合によっては、発熱や頭痛、吐き気などの症状が現れることもあります。
これらの症状は、通常数日~1週間程度で治まりますが、まれに重症化することもあります。特に、小児や高齢者、アレルギー体質の人は注意が必要です。
もし、マダラヒメグモに刺された場合は、以下の処置を行ってください。
- 刺された箇所を流水でよく洗い、石鹸で泡立てて洗い流します。
- 冷たいタオルや保冷剤で患部を冷やします。
- 患部に軟膏を塗ります。
- 症状がひどい場合は、医療機関を受診してください。
マダラヒメグモは、基本的に人間を攻撃することはありません。しかし、巣を触ったり、誤って潰したりすると、刺されることがあります。マダラヒメグモを見かけたら、そっと観察するか、ほうきなどでそっと払い除けてあげましょう。
また、マダラヒメグモの巣が気になる場合は、殺虫剤を使用するのではなく、掃除機で吸い取るなどの方法で駆除することができます。
マダラヒメグモと上手に付き合うために
マダラヒメグモは、人間にとって害虫ではなく、むしろ益虫と言える存在です。害虫となるアリなどの昆虫を捕食してくれるため、家の中にいても積極的に駆除する必要はありません。
もし、マダラヒメグモの巣が気になる場合は、殺虫剤を使用するのではなく、掃除機で吸い取るなどの方法で駆除しましょう。また、マダラヒメグモに刺されないように、薄暗い場所では注意が必要です。
マダラヒメグモについて正しく理解し、上手に付き合っていくことで、安心して暮らすことができます。
マダラヒメグモ、噛むの?
マダラヒメグモは、よほど刺激しなければ刺されることはありません。しかし、巣を壊されたり、追い詰められたりすると、威嚇のために噛むことがあります。
まるで小さな戦士のような威嚇
マダラヒメグモは、まるで小さな戦士のように、巣を壊されたり、追い詰められたりすると、威嚇のために噛むことがあります。しかし、人間を攻撃するような性格ではなく、よほど刺激しなければ刺されることはありません。
刺されたらどうなる?
もしマダラヒメグモに刺されてしまったとしても、数日間痛みやかゆみ、腫れなどの症状が現れるだけで、重症化する心配はほとんどありません。まるで軽い虫刺されのような症状です。
もし刺されたらどうすればいい?
マダラヒメグモに刺されたら、患部を清潔な水で洗い、冷やすようにしましょう。もし症状がひどい場合は、念のため病院を受診してください。
マダラヒメグモ、卵を産むの?
マダラヒメグモは、数十個の卵をまとめて産みます。卵は白色の球形の繭に包まれており、巣の糸に絡められています。
まるで小さな白い宝石のような卵
マダラヒメグモの卵は、まるで小さな白い宝石のような形をしています。数十個まとめて産み、白色の球形の繭に包まれて、巣の糸に絡められています。
卵から孵化するまでの期間
卵から孵化するまでの期間は、約2週間です。孵化した幼虫は、成虫になるまで約1ヶ月かけて成長します。
卵を見かけたらどうすればいい?
もしマダラヒメグモの卵を見かけたら、無理に触ったり、壊したりしないようにしましょう。卵を触ると、幼虫が飛び出してくる可能性があります。また、卵を壊すと、他のクモや害虫を呼び寄せる可能性があるので注意が必要です。
マダラヒメグモ、どんな巣を作るの?
マダラヒメグモは、不規則な形の巣を作ることで知られています。一般的に、糸が絡み合ったような、やや乱雑な印象を与えるものです。巣は、屋内外の薄暗い場所でよく見られます。具体的には、部屋の隅、ガレージ、地下室、窓枠の下などによく見られます。
巣の大きさは、個体によって異なりますが、直径10~30cm程度のものが多いようです。糸の色は白またはクリーム色で、粘着性の高い部分とそうでない部分があります。粘着性の高い部分は獲物を捕らえるために使用され、そうでない部分は巣の構造を維持するために使用されます。
マダラヒメグモは、巣の中央に待機し、獲物が巣に掛かると素早く飛び出して捕らえます。獲物は、主にアリなどの小型の昆虫です。
マダラヒメグモの巣は、比較的丈夫で、数週間または数ヶ月間もつことがあります。しかし、獲物が獲れなかったり、巣が汚れたりすると、クモは新しい巣を作ることもあります。
マダラヒメグモの巣の特徴
- 不規則な形をしている
- 薄暗い場所でよく見られる
- 糸の色は白またはクリーム色
- 粘着性の高い部分とそうでない部分がある
- 獲物は主にアリなどの小型の昆虫
マダラヒメグモの巣の役割
- 獲物を捕らえる
- 卵を産む
- 身を守る
マダラヒメグモの巣の寿命
- 数週間から数ヶ月
マダラヒメグモが新しい巣を作る場合
- 獲物が獲れなかった場合
- 巣が汚れた場合
マダラヒメグモ、どんな幼虫なの?
マダラヒメグモの幼虫は、成虫とほぼ同じ姿をしていますが、体が小さく、まだ生殖能力がありません。
まるで小さな成虫のような幼虫
マダラヒメグモの幼虫は、まるで小さな成虫のような姿をしています。成虫と同じ茶色の体色と白い模様を持ち、獲物を捕まえるための糸も出すことができます。しかし、体が小さく、まだ生殖能力はありません。
幼虫から成虫になるまでの期間
幼虫から成虫になるまでの期間は、約1ヶ月です。幼虫は、何度も脱皮をしながら成長します。
幼虫を見かけたらどうすればいい?
もしマダラヒメグモの幼虫を見かけたら、無理に触ったり、潰したりしないようにしましょう。幼虫も成虫と同じように噛むことがあります。また、幼虫は成長過程で何度も脱皮をするので、脱皮殻を見かけることもあります。
マダラヒメグモ 似てる
マダラヒメグモに似たクモはいくつかいますが、特に以下の種類がよく似ています。
- セアカゴケグモ:
- ハイイロゴケグモ:
- ジュウサンボシゴケグモ:
これらのクモは、いずれもヒメグモ科に属しており、体長や体型、腹部背面の模様などがマダラヒメグモと似ています。しかし、それぞれ以下のような特徴で区別することができます。
- セアカゴケグモ:腹部背面に赤い砂時計模様がある。毒性はマダラヒメグモよりも強く、刺されると強い痛みや腫れ、かゆみなどの症状が現れる。
- ハイイロゴケグモ:腹部背面に灰色の縦線模様がある。毒性はマダラヒメグモよりも弱いが、刺されると痛みや腫れ、かゆみなどの症状が現れる。
- ジュウサンボシゴケグモ:腹部背面に13~17個の赤い斑点がある。外来種であり、毒性はマダラヒメグモよりも弱い。
マダラヒメグモを見かけたら、これらのクモと間違えないように注意しましょう。特に、セアカゴケグモは毒性が強いため、見かけたら近づかないようにしましょう。
マダラヒメグモとよく似たクモの特徴の比較表
項目 | マダラヒメグモ | セアカゴケグモ | ハイイロゴケグモ | ジュウサンボシゴケグモ |
---|---|---|---|---|
体長 | 雌5~6mm、雄3~4mm | 雌9~11mm、雄5~6mm | 雌7~11mm、雄4~6mm | 雌9~18mm、雄4~7mm |
体型 | やや細長い | やや太い | やや細長い | 球形 |
腹部背面の模様 | 左右対称の暗色の鋸歯状模様と、中央に数個の明色の菱形または三角形の模様 | 赤い砂時計模様 | 灰色の縦線模様 | 13~17個の赤い斑点 |
毒性 | 弱い | 強い | 弱い | 弱い |
生息場所 | 屋内外の薄暗い場所 | 屋外の草むらや岩場 | 屋内外の薄暗い場所 | 屋内外の薄暗い場所 |
これらの情報が、マダラヒメグモと似たクモを区別するのに役立つことを願っています。
マダラヒメグモに万が一刺された時の対処法から益虫と害虫の違い
マダラヒメグモに刺された場合の対処法
マダラヒメグモは、毒を持っていますが、人間に対して致死的な毒ではありません。しかし、刺されると痛みや腫れ、かゆみなどの症状が現れることがあります。
以下の症状が現れたら、以下の処置を行ってください。
- 刺された箇所を流水でよく洗い、石鹸で泡立てて洗い流します。
- 冷たいタオルや保冷剤で患部を冷やします。
- 患部に軟膏を塗ります。
- 症状がひどい場合は、医療機関を受診してください。
特に、以下の場合はすぐに医療機関を受診してください。
- 呼吸困難やめまいなどの症状が現れた場合
- 患部が赤く腫れて、熱を持っている場合
- 症状が数日経っても改善しない場合
マダラヒメグモに刺された場合の注意点
- 患部を掻きむしらないようにしましょう。そうすることで、症状が悪化することがあります。
- アルコールやタバコを控えてください。これらの刺激物は、症状を悪化させる可能性があります。
- 患部に熱いお湯をかけたり、強くこすったりしないでください。
マダラヒメグモの毒は、通常数日~1週間程度で治まります。しかし、まれに重症化することもあります。上記のような症状が現れたら、早めに医療機関を受診するようにしましょう。
マダラヒメグモに刺されないための対策
マダラヒメグモは、基本的に人間を攻撃することはありません。しかし、巣を触ったり、誤って潰したりすると、刺されることがあります。マダラヒメグモに刺されないためには、以下の点に注意しましょう。
- 薄暗い場所では、注意が必要です。マダラヒメグモは、薄暗い場所に生息しています。薄暗い場所に行く際は、懐中電灯などを持って、足元をよく照らしましょう。
- マダラヒメグモの巣を見つけたら、そっと観察しましょう。マダラヒメグモの巣を見つけたら、触ったり、壊したりしないでください。そっと観察するか、ほうきなどでそっと払い除けてあげましょう。
- マダラヒメグモを見かけたら、慌てて動かないでください。マダラヒメグモは、動き回るものに対して攻撃することがあります。マダラヒメグモを見かけたら、慌てて動かないで、静かにその場を離れましょう。
クモの対処方法
クモの対処方法は、状況によって異なります。
1. クモを駆除したい場合
- 掃除機で吸い取る
クモを駆除したい場合は、掃除機で吸い取るのが最も簡単で安全な方法です。ホースの先端に隙間ノズルを装着して、クモを直接吸い取ります。クモの巣も一緒に吸い取れるので、おすすめです。
- 殺虫剤を使う
掃除機で吸い取れない場合は、殺虫剤を使うこともできます。クモ専用の殺虫剤もありますが、家庭用の殺虫剤でも効果があります。ただし、殺虫剤を使う場合は、換気を十分に行い、マスクを着用するなどの注意が必要です。
- ハエタタキで叩く
素早く確実に駆除したい場合は、ハエタタキで叩く方法もあります。ただし、クモが飛び散ったり、巣が絡みついてきたりする可能性があるため、注意が必要です。
2. クモを追い出したい場合
クモを殺したくない場合は、追い出す方法もあります。
- ホウキやちりとりでそっと誘導する
ホウキやちりとりを使って、クモをそっと誘導します。クモを直接触らないように注意しましょう。
- ペットボトルや紙コップを使う
ペットボトルや紙コップにクモを誘導し、フタをして外に捨てる方法もあります。
3. クモの侵入を防ぐ
クモの侵入を防ぐためには、以下の対策が有効です。
- 部屋を掃除する
クモは、埃やゴミが多い場所に生息します。部屋をこまめに掃除して、クモの住み処を減らしましょう。
- 換気をよくする
クモは、湿度の高い場所を好みます。換気をよくして、部屋を乾燥させましょう。
- 隙間を塞ぐ
クモは、小さな隙間からでも侵入することができます。窓やドアの隙間を塞ぎましょう。
その他
- クモは益虫であり、害虫であるゴキブリなどを捕食してくれるため、むやみに殺すことは避けましょう。
- クモが苦手な方は、無理に駆除しようとせず、専門業者に依頼することを検討しましょう。
クモは、私たちにとって身近な存在ですが、正しく理解せずに恐怖を感じてしまうことも多いようです。今回ご紹介した情報が、クモと上手に付き合うための参考になれば幸いです。
益虫と害虫の違い
益虫と害虫は、人間にとっての影響によって分けられます。
益虫は、人間にとって利益をもたらす虫のことを指します。具体的には、以下の役割を果たす虫が益虫とされます。
- 害虫を捕食する: クモ、テントウムシ、カマキリ、トンボなど
- 花の受粉を助ける: ミツバチ、チョウ、ハエなど
- 土壌を改良する: ミミズ、ダンゴムシなど
- 人間に利用される: 家蚕、ミツバチなど
一方、害虫は、人間にとって損害を与える虫のことを指します。具体的には、以下の被害をもたらす虫が害虫とされます。
- 作物や家畜を食べる: イナゴ、コガネムシ、アブラムシ、ネズミなど
- 病原体を運ぶ: カ、ハエ、蚊など
- 建物を破壊する: シロアリ、キクイムシなど
- 人を刺す: 蚊、ハチ、スズメバチなど
このように、益虫と害虫は、人間にとっての影響によって区別されます。
ただし、益虫と害虫の区別は、必ずしも明確ではありません。例えば、ミツバチは益虫として知られていますが、場合によっては人を刺して被害を与えることもあります。また、アブラムシは害虫として知られていますが、一部の種類は天敵の餌となり、生態系の中で重要な役割を果たしていることもあります。
近年では、生物多様性の観点から、益虫と害虫を単純に区別することではなく、それぞれの虫が生態系の中でどのような役割を果たしているのかを理解することが重要だとされています。
益虫と害虫の例
項目 | 益虫 | 害虫 | 備考 |
---|---|---|---|
昆虫 | クモ、テントウムシ、カマキリ、トンボ、ミツバチ、チョウ、ハエ、アミメヤドリバエ | イナゴ、コガネムシ、アブラムシ、ネムリチュウ、カ、ハエ、蚊、シロアリ、キクイムシ、コナジラミ | 益虫の中には、一部の種類が害虫となるものもある (例:ハエ) |
土壌生物 | ミミズ、ダンゴムシ | ミミズは土壌の団粒化を促進し、ダンゴムシは有機物を分解する | |
その他 | 家蚕 | 家蚕は絹糸の生産に利用される |
補足
マダラヒメグモ:身近な家屋に潜む小型クモの生態と駆除方法についてまとめ
マダラヒメグモは、家屋内に生息し、害虫となるアリなどを捕食してくれる益虫である。しかし、巣が張られると見た目が悪いと感じる人もいる。駆除する場合は、殺虫剤ではなく、ほうきなどでそっと払い除ける。刺されると痛みや腫れ、かゆみなどの症状が現れることがあるが、数日で治まる。